フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~

フランス人の暮らしぶりに衝撃を受けた筆者(カリフォルニア在住のアメリカ人)の著書。
日仏の文化の比較かと思いきや、仏米間での文化の比較でした。

なので、日本人が読むと当たり前と思っている点があったり、
アメリカ式のライフスタイルが想像できない点もありました。

<要点>
自分に自信を持とう
不必要なモノ・コトに時間をかけない
足るを知る(今持っているものに満足する)
日常に潜む小さな幸せを認識する
TVを見ない→その分、他のことに時間を使おう
自分に似合ったものを着る(断捨離)
自分がどう見られたいか?
自分自身に投資をする
パジャマ・ガウンにお金をかけてみる?
食事に気をつける&食事を摂るときには集中する
本物にこだわる
水分補給に気をつける(フルーツ・野菜)→美肌
早起き
1日の始まりに英気を養う
自分のライフスタイルに合わせて必要なアイテムを揃える
謎めいた雰囲気を大切にする
プライベートなことを大っぴらにしない
自分自身&その日に会う人たちのためにお洒落をする

変化を起こそうと思ったら、まずは私が変わらなければならない By ガンジー

いつも身だしなみを整えておくのは、敬意を表すということ(自分自身、家族、恋人、出会う人すべてに対して)
姿勢も大切な要素(身のこなし、自信、コントロール)

”ジュ・ヌ・セ・コワ(何とも言えない魅力)” … 自信、ユーモアのセンス、遊び心、冒険心

一番良いものを普段使いにする(出し惜しみしない、とっておかない)
→良い物以外は捨てる

堅実なお金の使い方
→収入の範囲内で暮らし、モノに溢れた社会の誘惑を避ける
無駄な出費を抑える

 

<感想>
タイトルからの印象とは異なり、ワードロープの整理術以外に関して多く記述されていた。
本書の原題は「Lessons from Madame Chic 20 Stylish Secrets I Learned While Living in Paris」
とのことで、それも当然か。

しかし、翻訳された本書には、Chapter が16までしか無い。
残りの4つは一体どこへ行ってしまったのかが気になります…。

●Part 1 食事とエクササイズ
Capter1 間食はシックじゃない
Capter2 食べる喜びを我慢しない
Capter3 面倒がらずに体を動かす

●Part 2 ワードローブと身だしなみ
Capter4 10着のワードローブで身軽になる
Capter5 自分のスタイルを見つける
Capter6 ノーメイクみたいにメイクする
Capter7 いつもきちんとした装いで
Capter8 女らしさを忘れずに

●Part 3 シックに暮らす
Capter9 いちばん良い持ち物をふだん使いにする
Capter10 散らかっているのはシックじゃない
Capter11 ミステリアスな雰囲気を漂わせる
Capter12 物質主義に踊らされない
Capter13 教養を身につける
Capter14 ささやかな喜びを見つける
Capter15 質の良さにこだわる
Capter16 情熱をもって生きる